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「…ユ、ミユ、聞いてる?」
「あ、ごめんぼっとしてた。なんだった?」
「ミユが好きそうな店みつけたから行こうって話だよ。」
眉の間に縦じわを二本たて少し荒い口調でコウキは言った
「ごめんね、お店連れいってほしいな~」
甘えた声でお願いした
「いくぞ、ほら」
と言って手を繋いでくれた
「あったかい…」
今にも泣き出しそうな声が出た
「どうした?変だけど何かあったか?」
「ん、ううん。なんでもないよ。」
精一杯の笑顔を作った
その笑顔のウラには、
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