序章2

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オワード「ここに来る途中、大量の糞を見なかったか!その全てが古龍の糞だ!大きさもだが、全てを食い尽くす強さ、とても太刀打ちなどできわしない。」 道中見た糞の山がたった1種の魔物の糞ですかあるとオワードわ言う。 シー「何体位いるのですか?進行ルートは?」 この情報は、今後の展開に大きな支障を与えるとして、シーわ詳しい情報をオワードに求めた。 オワード「その年によって多少異なるが、十数匹だろう。その全てが水を飲みにこのオアシスに立ち寄る。過去に2万の兵士で撃退を試みたがたった一体に全て返り討ちにあった。それ以降古龍が通り過ぎるのを影で震えてひたすら待つだけだ。」 2万の兵士ですら戦う事が出来ずにいる、その情報は、ロバート達に討伐の難しさを知らしめた。 シー「今回もどうにかやり切る事は、可能ですか?」 シーは、オワードに言うが、 オワード「無理だろう。お前達も水を使う、オアシスの水が少なくなり、隠れる場所など無くなるさ。」 いくら大きなオアシスとは言え、水の量にわ限界がある。ロバート達大軍に水の供給をするとなると、古龍の分の水を考えると足りない。 オワード「話が戻るが、以上の理由から、水を渡すなら一ヶ月半後の移動を条件とする。」 自分達の生命を守る上でどうしても必要な事、種を存続させたい、そんな思いからどうしても譲れない期間だった。 ロバート「その条件出来る限り呑もう。ただし、全員とは行かない、戦える者は残って貰う。」 古龍が来ると解った今、出来る限りの戦力が欲しい。 オワード「もとよりそのつもりだ、我が故郷を何もせずに破壊されるなど許せわしない。」 話が纏まりオワード達が配下に付く事になった。 女・子供は、一ヶ月半後にラウンドに向け避難する、残る兵士わ古龍に 対抗するためにこのオアシスで戦う事になった。 兵士達を休憩させ、新たに加わったオワード達も入れて軍議を始めようと準備をしている所にシーが来てロバートに言った。 シー「良かったのか?」 ロバートは、その言葉を聞きシーに返す。 ロバート「ラウンドにわスカイがいる、何も問題ない。」 しかし、シーは。 シー「結婚式の準備をスカイがしている、スカイが居なければ式の準備が遅れるぞ!」 シーが二ヶ月と言ったのは、実わロバートの結婚式の準備を邪魔しない為だった。 ロバート「命と式比べるまでも無い。」
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