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_なーんだ、そっか _
燈子は口の端で笑った。
_“仕事が上手くいった”だなんて…
見栄っ張りなアナタは、きっと今日も、たくさん無理をしたんだね_
燈子はそっと彼の後頭に手をやって、乾かしたての髪を撫でた。
それに呼応するかのように彼はさらに、燈子を強く掻き抱く。
やっと顔を上げたら、
「どうして…オマエはこんなに可愛いんだ?」
熱を帯びた口調で囁いた。
そうしたら、燈子はもう直ぐに蕩けて、何も言えなくなってしまう。
_本当は伝えたい。
貴方は怒るかもしれないけど、私だってアナタがカワイイ。
そんなに心配しなくても、私をそんな風に言ってくれるのはアナタだけ……
だから、
せめてここでは外での仮面を脱ぎ捨てて、燈子のムネで甘えて貰おうじゃないですか。
ワオ、これって夫婦愛?_
などと暢気に思っているうちに、
「燈子のここ……スッゲエ好き」
「はっ……」
彼の攻めは佳境に達していた。
キュッとピンクの先端を両の手で摘み取るように刺激する。
「…や…っ」
喘ぎに段々に熱が籠っていくにつるれ、彼は縦長の臍へと舌を這わせると、徐々に愛撫を下腹に移動させていった。
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