∞出合い∞

40/45
前へ
/402ページ
次へ
「オレ、気にさわる事、言った…のか?」 さらに不安げな声音で見つめられ、 「あっ…いや……。嬉しかった…だけ…なんだ、けど…」 発した言葉は、しどろもどろで… 自分で涙を拭いながら、 気にしないで、大丈夫って思いで、男を見て微笑んでみると、 今度は目尻に 『チュッ』とリップ音をたてて、 男の唇が離れていくのが、目の端に映った。
/402ページ

最初のコメントを投稿しよう!

632人が本棚に入れています
本棚に追加