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「やっぱ、ヘーゼル旨いわ」
ちょっと塩っぱいけど、って付け加えて、
男は自分の唇をペロリ舐めて、ニコリ。
何なんだろ…この男は…。
クールな顔して冷たいかと思えば、
暖かくて優しい瞳で、私を包んできたり、
茶化したり、動揺したかと思えば、
妖艶な表情を見せてきたり。
瞼に…キス……してきたり!!!
私の心の中に、サラリと入り込んで、
過去からの闇を、何でもない事の様に、
救い上げてくれる。
何なんだろ…、この、不思議な感覚は……。
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