∞アゲハチョウ∞

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その直後、 「ぐえっっ・・・」 女は、男の鳩尾に肘鉄を入れ、 男から体を離し、 さらに、男のイチモツを蹴り上げ 「☆※#♂†」 声にならない呻き声をあげて、 蹲る男を、凍てつく程の冷めきった瞳と 表情で見下ろし、 「あたしの“しるし”見ただけで 萎えるような種は、いらないわ。」 今度こそ、女はバッグを掴み、 ニコリ、笑顔を張り付けた顔で、男を覗きこみ 「バイバイ」 ヒラリ手をふりながら、ホテルの部屋を、出た。
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