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最終ノ章 ″その後″
ロキチュダックはわたしに近づいてきたけど…
わたしの背後に視線を向けて
裏路地の奥に走り去っていった!
わたしは振り向く
「寄り道は許さないって言ったよね…?」
そこには変装したままのコドラがいた
わたし
(結城 美月)
「う、ご、ごめんなさい…」
彼は小さくため息をついた
柊木 朔
ヒイラギサク
(コドラ・ラジュール)
「何もされなかったからいいよ
とにかく帰ろう」
わたし達はその後、家に帰って
ご飯を作って二人で食べる…
コドラと柊木どっちが好きなんだと
妬いてる彼が聞いてきたから
わたしはもちろんコドラが好きと答えたわ
その次の日も次の日も平日の
仕事の日はコドラと一緒に働き…
帰るときは必ず彼が二人の気をそらさせて
くれるからアスティア部長の呪縛から解放された…
それから平日の仕事の日は毎日楽しくて!
コドラがいてくれて良かったわ…
そして…毎週土曜日は必ず彼が
わたしの性処理をしてくれた…
わたしはこれからも彼と一緒に
歩んでいくつもり…
コドラ・ラジュール
「俺達…結婚しちゃおっか?」
答えはもちろんYES !
わたしはコドラに抱きつき
彼はわたしを抱き返し
唇にキスを落としてくれた…
ー完ー
(ハッピーウェディング )
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