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「白河さん! 大丈夫!?」
「あ、すみません…」
そばにあった会議用のテーブルを支えにしたおかげで、なんとか倒れずにすんだ。
身体を立て直そうとすると、突然、頭に鈍痛が響いた。
再び背筋に悪寒を感じたが、何事もなかったように笑顔をつくった。
「あの、緊張が解けて安心したのか、急に気が抜けちゃいました…。
心配かけて申し訳ありませんでした」
「そっか…びっくりした。
それならいいんだけど…危ないから気を付けてね」
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