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……怖い。
やだ…やめて…。
嫌………いやっ……!
次の駅で電車の扉が開くと同時にホームへ飛び込んだ。
千鳥足になりながら人波に押されながら改札を出た頃はもう限界だった。
どこか…。
人気の少ない所に…早く……行かなきゃ…
なんとか人気が少ない隅の方まで足を進めた。
しかし、胸が締め付けられるような息苦しさに耐えきれず、そのまま膝をついて倒れ込んでしまった。
もう自分ではコントロールできないほど呼吸は速くなっていく。
このまま窒息してしまうのではないかという恐怖感に襲われ、肩と背中で息をするのが精一杯だった。
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