カブトムシ

3/12
前へ
/12ページ
次へ
 カズノスケは、敵意のような眼差しを僕にむける。  そして、人間のオヤジがタンをはくような、咳をひとつして、僕に聞かせるようにして、つっつっつっ、とソファーのへ駆けてゆくと、我が物顔で寝そべった。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加