絵描きはゼロ戦乗り。

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 上官の顔をうかがった俺は、このような話の通じる人間が、この世界に存在することを初めて知った。  喜びの感覚を抱いた。生まれて初めて?みしめる喜びに思えた。 「万全の準備を整えて任務に臨みます」  と、俺はその感覚に弾かれるように言ったことを、いまでも覚えている。
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