ぷろろろろろろろろーぐ

2/5
前へ
/94ページ
次へ
とある日 いつもの時間に起き、いつもと同じように朝食を食べ、いつもと同じように支度をし、いつもと同じように学校へ どうも。この作品の主人公こと天海 翔(アマミ ソラ)高校3年だ。 誰に自己紹介をしてるんだ?っていう発言はいい。分かってる。皆までいうな 靴を履き、玄関の扉を開け外へ。 はぁ……朝一で嫌いな奴に出くわす気持ちってみんなはどう思う? 心底不快でかつ、一日のやる気を根こそぎ持ってかれるよな。 まさに今の俺だわ。 「おはよう翔。一緒に学校行こうよ!」 朝から我が家の前で俺を呼ぶこいつ。名前は佐倉 奏汰(サクラ カナタ)同じく高校3年で、非常に非情に残念ながらこいつは俺の幼馴染みである。 まぁもっとも。俺はこいつのことが大っ嫌いなのだがな。 「…………」 俺は相手をすることなくスタスタと歩みを進める。もちろん。見ないふり聞こえないふりだ。 「ちょ!ちょっとちょっと!翔!無視しないでよ!一緒に学校行こうよ!」 「そうよ!無視するんじゃないわよ!天海の癖に!」 「天海君。折角一緒に行こうっていてるのにそれは酷いよ!」 「少しは奏汰君の話を聞いてあげてもいいのではないかしら?」 そして、周りでうるさいこのクソビッtーーもとい女共は奏汰の取り巻きA、B、Cだ。名前は……すまん覚えてない。ってか覚える気さらさらなかったわ 見てわかるとおりこいつは鈍感ハーレム主人公という王道を貫き通す完璧イケメン野郎なのだ 「うるさい。鬱陶しい。邪魔。よってお前らを無視する。以上」 口々に言われる文句をバッサリ切り捨て、俺は両耳にイヤホンを着け、愛用の音楽プレーヤーで音楽を流す。 未だギャーギャーと騒ぎ立てているが、ガン無視。 近所迷惑にならんことが理解出来んのかねあのビッチ共は。
/94ページ

最初のコメントを投稿しよう!

73人が本棚に入れています
本棚に追加