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ん?自称?
「そう。自称なんだ。勝手に僕を装っているだけさ。」
どうやら相当頭のイタイ奴らしいな。
あと、何しれっと心読んでくれてんのこいつ。
「まー、あの子昔からちょっと問題でねー。僕のゆーことを聞いたことがほとんどないのさ。」
ずいぶんな問題児だな。
「でねー。部下のミカエルと、ミハイルに調査を依頼したらさ。何でも世界の乗っ取りと破滅を計画してるなんて小耳に挟んじゃってね?」
「なるほど。これは推測だが、要はそれを俺に止めてほしいというんだな?」
「そーそー!そゆこと!いやぁー話が早くて助かr「却下で」ゑ?」
断られたことが不思議でならない。そんな印象を受けるゼウスの表情に俺は少しイラっとしてしまったことは内緒だ
ってか、やだよ。何か面倒くさそうだし、第一
「こんな地球の一般ピーポー如きが太刀打ちできる相手じゃないだろ」
自称とはいえ、仮にも相手は神だろ?一般ピーポーな地球人に対抗できるとは思えん。
「あー。そのことなら心配ご無用さ。君には自称ゼウスちゃんの調整してる世界に転生してもらうことになるけど、ゼウスちゃんと同等以上に渡り合う能力を明け渡しておくからさ」
ほー。同等以上にか。
「そーそー。ちなみになんだけどさ。君に今から言ってもらう世界は魔法科学が発達した代わりに地球でいう科学技術はあまりない世界だからさ!まー気をつけてほしいな」
魔法か。男子が一度は夢見て心を踊らせるロマンの世界だな。そう言われると興味を引かれる。
「で、どんな能力が貰えるんだ?」
能力をもらうにしても、どの程度の力と能力があるのかがわからなければ使う事が出来ん。
「身体能力自体は僕は弄れないんだ。でも、君は地球にいた頃から喧嘩にもなれている。素の身体能力は君が転生してからじゃないとどの程度かは分からないけれど、かなり強い部類にいると思う。」
え?俺そんな身体能力高いの?
いやまぁたしかに、あいつが首突っ込む度に助けに入り戦ったのは俺だけども
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