やっぱり・・

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部屋の中でテレビを見ていた男の背後から、靴のまま、背中に蹴りを入れた。 「な、なん・・だ!」 男は起き上がりながら振り向き愕然とした。 「なによこの女は!」 優美は女を指さしながら言い放った。 「いや!これは・・友達だよ・・友達」 「なに言ってるのかな?」 そのまま男の顔面に蹴りを思いっきりいれて、倒れたら男の髪の毛をつかみ、トイレに引きずっていった。 男は朦朧となっており、抵抗なくトイレに投げ込まれた。 優美は、ポケットから手錠を取り出し、男の左手に手錠をはめ、配管を通して反対の右手に反対側の手錠をはめた。 「優美許してくれ、ちょっとした遊び心だからさ」 優美は手錠の鍵を見せ、何も言わずにトイレの中に落とした。 「優美冗談はよしてくれ。手錠を外してくれ」 優美は、微笑み首を右に傾けた。 そして、排水のコックを回した。 「二度と人の前に顔を出すな。分かった?」 「優美何て事をしたんだ」 「へ・・ん・・じ・・は?」 「・・はぃ」 踵を返しトイレから出た。 一部始終をトイレの外から見ていた女に向かって、 「後はまかせた」 「・・はぃ」 そのまま部屋を出て行った。
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