第3章 だいじなもの
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私たちは一日どこかで気づく時間が必要である。 今日もせわしなく情報が飛び、不自由ない利便性に富んだ騒がしいこの社会において すべてに感謝する いや、そんな事は出来ないかもしれないが 今頂いているこのミルクも ミルクにするために関わった人々に、大地に、水や空気に、もちろん牛さんにも ついつい 日常の中で忘れ去られるこの恵みに感謝を表さなければならない。 有難さを感じなければならない。
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