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目を開けると、そこには恐怖が張り付いていた。
目覚めた時、ちょっとしたまばたきの後、"見えた"と脳が認識する映像に恐怖を覚えるようになったのはいつからだろう。
人生は"If"の連続だ。おびただしいほどの選択肢を選択し続けて私たちは生きている。
あと1分早く家を出ていたら。もし、あの学校を受験していれば。
もちろん1分早く出発しようが、違う学校を受験していようが、満足する結果になったとは限らない。
そうはっきり口に出来るのは、私には"選択肢"が見えるからだ。
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