俺の日常(冬)

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学ラン姿にマフラーをして歩いていると悪友たちが、にこにこしながら俺の横に駆けてくる。 そう毎度お馴染み、俺にぞっこんの悪友のごっついほうの大とオタな徹だ。 「瑠璃~。おはよう。この前のハロウィンでかなり儲けたから、また女体化チョコレート買ってやったぞ!」 大も徹も嬉しそうだ。 「ありがとう。で、幾ら儲けた?」 にこにっこしながら、そう言った俺に大は、苦笑いをしながら俺に封筒を渡してきた。 「モデルになった人は敬えよ。わざわざ、恥ずかしい格好したんだからな!」 大と徹も小さく、「はい……」と言ってうなだれた。 この前のハロウィンから、この二人を俺をモデルにして儲けてやがる。 だから少しくらい強気に出たっていいよな。 しかし、ロリで強気なのが悪友にはツボらしく、俺に逆らうことはまずない。
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