ACT1

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ここは、佑一の板金屋 午後7時を過ぎ、佑一は後片付けを始めていた 「達也!今日は、ここまでにしよう。そろそろ閉めるぞ」 「ハイ、社長!」 すると、そこに見慣れないS660が入って来た 「S660だ!あれ?社長、一輝さんですよ」 一輝が佑一の店に寄るのは久しぶりだった。 一輝はチューニングショップ トップファクトリーを始めてからは忙しくて来る時間が無かったのであった。 「よう!佑一!」 「何の用だ?一輝が来るなんて珍しいな!それに何だS660に変えたのか?」 「デモカーで入れたんだよ!それに用がなきゃ来ちゃまずいか?笑 たまたま、近くに用事があってよ!」 「なんだ一輝、以外とミーハーなんだな!笑 達也!片付け終わったら、上がっていいぞ」 「佑一は相変わらずポルシェか?まだサーキット出ているのか?」 「それがよ!、、、」 「エンジンブロー?」 「一輝、そうなんだよ!先月のレースでやっちまってよ! まだ、直すかは考え中なんだよ! 流石に、この911も古いからな! ところで店は、どうだ?そろそろ落ち着いたんじゃないか?」 「まあな!しかし忙しかったぜ!ランタボをイジる暇もないよ!で今夜、コイツで峠を走ってみようと思ってよ!付き合わないか?」 「そっか!助手席でよければ付き合うぜ!」 「よし、10時に迎えに行くからよ呑まないで待ってろよ!笑」 そして一輝は帰って行った。 「アイツも変わんないな!笑」 と笑う佑一だった。 image=503751180.jpg
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