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「今日は大山くんにくっついても良いのかい?」
そう言って新藤が大山の腕に自分の腕を絡める。
大山はまんざらでもなさそうな表情を浮かべて「もちろん」と答える。
「じゃあ、また後で会おう、郡次くん」
新藤がいたずらっぽい笑みを浮かべて大山と遺体のほうへ向かった。
あれは何かやらかすな、と直感的にわかった。
まぁ、今更新藤の行動に文句を言っても無駄だということは、一までの経験でわかってはいるので、あえて様子を見ることにする。
鑑識や先に到着していた仲間に挨拶を済ませて、状況を確認する。
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