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「そういや、郡次くん。今日はお仕事なのかい?」
「ん?まぁ、仕事なんだが、こんな土砂降りのなか、薄着で外を歩く馬鹿を見つけたんでな」
そう言って、郡次くんは私を傘に入れ、上着をかけてくれる。いつも郡次くんが使っている香水の匂いが微かに香ってきます。
「きみの匂いはいつも良い匂いだな。子宮がキュンキュンするよ」
「男だろうが」
心底嫌そうな顔をする郡次くんをみるのもなかなか乙なものですが、彼は背が高いので必然と上を向かなければなりません。
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