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ふう~
朝食を食べ終え、一息つくと
猫も同じく食事を終えていた
鍵を外し、窓を開ける
ひょい
猫は来た時と同じく軽やかな
足取りで敷居を跨ぐ
そのまま立ち去るかと思いきや
何を思ったのか
立ち止まり、こちらに振り向いた
ニャ~
一言、鳴き声を上げると
前に向き直し、立ち去る
猫の言葉は分からない
だが不思議と
何と言っていたのか
分かる様な気がする
『ありがとな、
美味かったぜ、シシャモ』
・・・・・
窓を閉め、食器を流しに置く
鞄を持って玄関から外へ
鍵を閉めて会社に向かう
日常、いつもと変わらぬ日々
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