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好きだと思った男の子が、他の女の子を好いていると知った。
自分の気持ちに気付くのが、少しだけ遅かったみたい。
何にもできなかった。
ただ毎日、その人を目で追うだけだった。
少しも気付こうとしなかった。
だから、そのツケが回ってきたのだろうか。
でも、仕方のないものは仕方がない。
潔く諦めよう。
そして、綺麗で可愛らしいハンカチを持って散歩にでも行こう。
ベタかもしれないけれど、素敵な男性が私のハンカチを拾ってくれるかもしれないから。
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