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海の家に戻ると賢一たちは既に水着で
理美を待っていた。彼らの顔を良く
見れば、全員が剣道部の3年生だった。
「休憩時間なんだ。日焼け止め塗ってくれ。」
砂浜のビーチパラソルの下で椅子に座って
いる賢一に鍵を返すと、彼は日焼け止め
オイルを理美に手渡し、背中を向けた。
「首の後ろから塗って宜しいですか。」
「ああ。」
彼女はオイルを両手に取り、賢一の肩
あたりに置いた。そこから首や腕や背中に
掌で伸ばしていく。
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