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「隊長、俺からもお願いします」
「お願いします」
「オレ達がいるから大丈夫だよ、おっさん」
三人は彼女とマッドーラを交互に見ながら言った。思うことは同じだった。
隊長は頭を掻く。
「参ったな。益々度胸のある姫としか言いようがない。
彼女を縛り付けてしまえば奴らと同じ、か。
……分かった。ただし、拓人からは絶対に離れるな」
「はいっ、ありがとうございます」
深々とお辞儀をする。直輝も雅もも安堵した顔になっていた。
ちらりと拓人に振り向くとため息を吐きつつ苦笑いしている。
柔らかいその表情に波奈は思わず頬を赤らめてしまった。
「では、各自の動きについて説明する」
マッドーラの低い声と共に、再びこの空間に緊張が走った。

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