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暗いお店の駐車場で 車を止めた
見た事ある車もちょうど来た
どうすればいいんだろうと思ってたら 佐藤さんが出てきた
ためらいもなく
私の車の助手席に座った
「なんか・・・恥ずかしいね」
先に声を発したのは佐藤さん
どういうことだろう、ととぼけてみる
私の左手が暖かくなった
佐藤さんを見ると 優しい目つきで 「まさかだった」
ウソツキ
そう思った
途中から気づいてた
これはもしかしたら そうかもって
下ネタもまぜ 一緒に寝たいといい
家に帰れば『俺なんか忘れてるんだろ』
なんかヤバイと思ってたけど 寂しさまぎれに乗った
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