第1章

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ここは、有名な学園。坊っちゃま達が通う学校らしい。ま、俺には関係ないがな...と思っていたんだ。 しかし、俺は今、その学園の門の前にいる。どうして、こうなったんだ...!? それは昨日の夜に遡る... ーーーーーーーーーー昨日の夜 皐「...つまんねぇ。」 母「そうね...私、何か忘れているような気がするのよねぇ...」 皐「(おいおい、お前の忘れている物がすごく嫌な予感がするのは、どうしてだ...?)...どんな事だったんだ?そんなに重要な事なのか?」 母「確か...重要な事だったと思うわ.........あっ!思い出したわ!そうよ!...明日から皐月が学園に編入することになりましたっ!」 皐「.............は?」 母「だーかーらー!学園に編入するの!」 皐「俺が...?なんで...?」 こう見えても俺は昔、アメリカの有名な大学を卒業してきた。あんなのすげぇ簡単だったんがな。そんな俺がなぜ...? 母「お父さんがね。結婚祝いに旅行しないかって言ってきたのよ!きゃっ!///」 皐「(今の歳できゃっ!///って...)へ、へぇ...そうなんだ...どこに行くんだ?」 母「えっとね...確か、ヨーロッパだったかしら。それに、皐月には寂しい思いをさせたくないから、その学園にしたのよ!しかもその学園は全寮制なのよ!だから、この3年間はその学園で過ごしてもらいます!」 皐「.......は?」 はい、出ました!本日2回目の「.........は?」が!つうか、俺が寂しい思いをするってなんだよ!?俺がそんな思いすると思うのかっ!?.....はい、実はします。しかし、3年間だと!?聞いてないぞ! 母「荷物は、もう送ってもらってあるから!後、変装していくのよ!」 皐「(行かせる気、満々なのかよ!)は?なんで変装なんかしねぇといけねぇんだ。」 母「皐月は、言葉は乱暴だけど、可愛いから襲われそうで!」 皐「襲われる...?喧嘩は、強いぞ?っていうか可愛くねぇし。」 母「(この無自覚め...)はぁ...でも!ちゃんとしておきなさい!あなたが銀狼だとバレたくないでしょう!?」 皐「た、たしかに!バレたら、色々と面倒くさそうだしな。」 母「...はぁ。」 皐「???」 ーーーーーーーだった。 これが昨日の夜に起こったことだ。 (しかし...この門どうやって入るんだ...?この門軽く3メートルいってんだろ。俺の運動神経があれば、簡単なんだが...目立ちたく無いからな。どこかにインターホンとかねぇのか?)
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