迷い猫が最後に伝えたかったこと

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次の日 私は、朝急いで起きて 仕事へいった 目覚ましで、起きれずに 遅刻はギリギリ免れ店についた 仕事は子供服の販売員である その職場には個人ノルマがある 今日の成果も 他の従業員と比べ真ん中辺りだ 仕事が終わり そのことを振り返る 「真ん中なら普通ぐらいだよね。 うん、満足だ」 上司も普通なら特に咎めたりしない アパートにつき 自分のポストを開けて確認して 部屋の前まで来た 「………あれ?」 私は、何か忘れている 鍵を開けたのはいいが 扉のノブを開くのをやめ、思い出す 「……猫!ミルク!」 完全に忘れていた 私は、慌てて部屋に入った
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