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「あっ、ッ、く、……も、無理ッ、ハッ」 ヒロキの腰の動きが激しくて、逃げたくて、おれはソファに爪を立てる。 熱いものが中を、奥を、がんがん突く、おれのものもかたくなりっぱなしで、揺さぶられるがままに震えている。 「ん、ぁ、……ヒロキ、激し、は、ああッ」 今日はなぜかいつも以上に激しくて、声が漏れてしまう、抗議したいのに、穴の奥をごりごり強く擦られるのが気持ちよくて、抗議は言葉にならない。 午後の光がカーテンのすきまから差す。舞っているのはほこりなのか、おれの眼のなかの火花なのか、わからない。 ヒロキは黙っている。黙って、ソファにおれを押し付けたまま、腰を振る。はあ、は、はあ、と、呼吸は荒い。
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