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手に力が入らない、と文句を言うオミの手からペットボトルを取り、ふたを開けて渡してやる。 「今日もやばかったなおまえ。」 「やばいのはおまえだろ、今日なんなんだよ。やりすぎ……腰いってえ」 オミは、くああ、とあくびをしてペットボトルを投げ捨て、ねっみーし、いってーし、とぶつぶつ言いながら寝室へ向かう。 最初の頃、寝室別とかまじゼータク、と言ったくせに、オミはおれ以上におれの寝室を活用している。
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