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寝る前から、わかっていたのかもしれない。 手を出した、というか、そうなるように仕向けたのは、おれのほうだ。 高校が同じだったけれどほとんど話したことはなく、進む大学も同じと知ったのは卒業目前の頃だ。 話しかけて後悔した。 触れたい、と思ってしまった。
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