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勇希の料理なら是非とも頂きたい…なんてこと思いながら言うと、勇希がまたクスクスと笑う。
「ぷっ…賢人、目キラキラしてる」
「あ…」
勇希の料理でワクワクした自分が恥ずかしい…。
そう思った途端、顔が熱くなる。
多分、俺の顔真っ赤…。
勇希にバレないよう、顔を俯き、料理を待つことにした。
◆◇◆◇◆◇◆◇
「はい、どーぞ」
「いただきまーす」
運ばれた料理に早速舌鼓。
うん、相変わらず最高だ。
勇希の両親も共働き。
勇希の場合、姉が一人いるが既に社会人のため、一人暮らし。
だから俺と同じく家に一人でいることの方が多い。
それもあって料理が上手い。
もしかしたら、俺の母さんより料理上手いんじゃ…って思うくらいに。
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