嗚呼…眩しすぎます

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「やっぱ勇希のカレーは最高だな」 俺と向かい合った席で、嬉しそうに俺の作ったカレーを頬張る賢人。 ちなみに賢人も両親が共働きで且つ、一人っ子だから俺と二人で飯を食うのはよくある。 「賢人さぁ、せっかく男前なんだからもっと女の子にもっとフレンドリーになれよ?」 「えぇ~俺のとこに来る女子は大抵みんな軽いし…」 「ホント普段は無愛想だしニコリともしないよな…。もっとこう、笑った顔見せたら女の子達イチコロだと思うぜ?」 俺のその言葉を聞いて、賢人はクスクスと笑う。 「またまた大げさなこと言う…。あんな俺がいきなりニコニコし始めたら気持ち悪がれるって。…それに」 「…それに?」
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