200年後の天命

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 私がロウソクの本数の異変に気がついた時、再び男性フリーターのニヤケた顔が目に飛び込んできた。  お! ま! え! か!  ったく、私と同い年のくせに……。    しかし、考えていることとは裏腹に、思わず笑みがこぼれた。  男子学生のバイトの子から差し出された誕生日プレゼントの袋。  中を見ると、眠気も覚めるドリンクが入っていた。  私の行動はお見通しってわけだ。
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