キャットフードが食べたい

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私のご馳走は、美味しく、そして、スピーディーに出すこと! ニャーとしか言えないから、それは無理だと解った正月元旦、そんな私だけど、エビピラフなる物が好き で、さらに最近解ったこと、私のご飯は残飯と呼ばれているらしい 正体は不明である まあ、腹減りゃなんでも食うさ、今日はビーフシチューなるものを食べたら あれ?これ、エビピラフより美味しいんじゃね? って思った今日この頃、私はどうやら、放し飼いというカテゴリーに分類され、仲間内では、キャットフードなるものが闇で取引されているらしく、私も少し興味がある だけど、家族は私も含めて5匹居るのに未だ、キャットフードなるものを食わせてくれない それを仲間に言うと笑われるが、エビピラフやビーフシチューを食べたことのない奴には笑われたくない でも、キャットフードなるものを、一度は食べたい そんなこんなで、最近、家族が1匹減った、口減らしらしい、口減らしって何? そんな、人間が作った珍妙な儀式は知らないのだよ それで、さらに最近解ったこと、私以外の家族の数え方は、人、らしい、恥ずかしさで、3日外に出れなかったよ ということで、家族は今のところ、1匹と3人、口減らしでまた1人減ったから、1匹と2人 そして、今日のご飯は黒い塊、甘い香りが鼻をつく、食べようとすると、家族が 「最後の口減らしだ」 とか言ってた、もしかしてこれ、キャットフード!?口減らしって良いものが食えるってこと!? 私は嬉しくなって、その、黒くて甘い塊を食べた、すると意識が朦朧としてきた 口減らしってもしかして安らかに眠らせること? 私は笑う家族を見ながらその場に倒れた、キャットフード、美味しかったニャー
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