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僕「勇者は最初から特別じゃなきゃなれないのかな?」
友「さあな。意外と適当かもしれないぞ。女神様に選ばれるとか、教会で洗礼した後に痣が浮き出るとか、剣に選ばれるとか。そのあと強くなって勇者になるとか。」
僕「痣もやだけど、強くなりたくないな。」
友「は?」
僕「あっ!違う違う!稽古は嫌じゃないよ!
自力で強くなって勇者になりたいだけだよ。」
友「そ、そうか。俺との稽古は、やっぱり厳しいか?」
僕「うん。とても。そうじゃなきゃ勇者になれないんでしょ。」
友「当然だ。だから休憩は終わりだ。俺を倒してみろ」
僕「ははは。無理だよ。」
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