1人が本棚に入れています
本棚に追加
僕「じゃーん!」
友「なんだ、それは?」
僕「これね。冒険の途中で見つけた宝石なんだって!魔法でキラキラ光るんだよ!」
友「へぇ。見た目ただの白い石だが、魔法で……おぉ!光った!キラキラが出た!凄いな!勇者から貰ったのか?」
僕「ううん。魔法使いの女の子から!」
友「あ゛?」
僕「え?」
「「………。」」
僕「………いる?」
友「違う!あ、いや……その………魔法使いの女の子とは、仲がいいのか?」
僕「うん?うーん、よく一緒に食事したことがあるくらいかな?あ、あとここに来る前、魔法の練習に付き合ったよ?」
友「お前。その子は大事か?」
僕「う、うん。でも、僕よりとても強くなってるよ?僕が守るよりも守られそうなんだけど。」
友「いいか!勇者はな、みんなを守るんだぞ!みんなを!いつまでも守られる側で悔しくないのか!悔しいのなら特訓!特訓だ!大事なものを守れないようじゃ、勇者失格だからな!」
僕「う、うん!ところで宝石は!?」
友「お前が大事に持ってろコンチクショー!!」
最初のコメントを投稿しよう!