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「送っていくよ」
夜も深い。当然と言えば当然だ。
だが、俺は映司さんの申し出を断り、家路についた。
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が、案の定と言うべきか…
「おそぉいっっ!」
エキセントリックな一撃…!
「やってくれるじゃねぇか…!」
「ぬ!受け止m…ぶるぁあぁあっっ!」
渾身(?)のドロップキックを受けとめ、そのままぶん投げる。
「よくぞ受け止めt…「うるせぇ!」
「もー…真夜中だよ静かに…お兄ちゃん!?」
あ、妹を起こしてしまった。
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あれから小一時間、唯に強制正座で説教された。
ドサリとベッドに倒れ込む。
『輝…お前…』
机に置いたジュエルからアンクの声がする。
「…アンク、俺決めたよ」
夜明けは、もうすぐそこだ。
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