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“やっつけた”とか言うよりいいのかもしれないけど??言葉のチョイス!!大人の男に対して持ってきたって……。
まぁ実際持ってきたのはイオリさんだけどな!じゃなくて、連れてきたのは。
あら不思議。
目の前に人間の壁が……オレ、全く見えませんが。
慶司はオレに後ろから張り付いたまま。
「それじゃあ、ねいちゃんが見られないわよ?この男にも見せなきゃならないんだから」
ニケが何やら人間の壁に助言をしてくれた。
「大丈夫よ?今この場には私達がいるのだから(ほぼ威緒吏さん任せだけど)」
ニケって、男前な所があるよね。
あ。人間の壁ってのは何人かの風紀委員と史哉達。
いや、確かにオレは戦えないけどさ、こんな守ってもらうほどの人間じゃないよ。
「寧」
「……ぁぁうん。ごめん」
第六感があるよね!?確実に!!
「………」
『ーーー』
怖いよ。
男はオレの首にあるチョーカーの中心部に、そして、ずらされた目線は手に。
『……なぜ……それらをお前が持っている?ーーートオルはーーーいつ死んだ?』
「死んでませんよ⁉︎お父さんは生きてますから‼︎‼︎」
ニケに通訳してもらった。
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