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「こーぶたっ♪ たーぬきっ♪ きーつねっ♪ それら全てを束ねるキャットはあらやだアナタよリーニャちゃんタハー!!」
「もううるさいのは百歩譲って大目に見るがふらふら歩くな、危ないから」
「はーいっ!」
新しい衣装を購入してかご機嫌なリーニャは、服が入った袋を持ちながらステップしたりクルクルと回ったりしながら歩く。 あれで人にぶつからないのは凄いと思うが、時折見せる人間離れした回避能力で周りが驚いてるからやめてくれ、何の為に耳を隠してるんだお前は。
「だーんなっ、ご飯にしましょうご飯!! 明るい心とに可愛いキャットのリーニャちゃんにとって、空腹と夜更かしは天敵ですよ!!」
リーニャが明るい声と共にこちらに振り向き、そんな事を提案してくる。 ふむ、まあちょうど腹も減っては来てるし良いか。
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