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「だーんなー……」
平和と言うのは、どれほど尊いものなのだろう。 もちろんその定義は人によってまちま
ちで、個人的には今までの自分の人生がそれにあたる。
ただ、それももう過ぎた話であって、自分の中にあった『平和』はすでに猫耳と尻尾の生えた形に成り代わってしまっていた。
さて、こうして思考を巡らせている内に少しは心も落ち着いた。 落ち着いたなら、早急に目の前にあるであろう問題に対処しなければならない。 俺は、そう決意すると共に目を開けると、そこには……
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