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そんな凪子先輩は、その柔らかそうな栗色のウエーブのかかった髪をサイドにローテールにしてシミ一つない色白の肌にジャージの下から自己主張するDカップとか鋭そうなネイルに少しつった猫っぽいくりんとした目とかすっげー好み_____あ、脱線した!
つまりは、猫飼育歴の長い凪子先輩に長年の悩みを聞いてもらっていた訳なんだけど…。
「ふぅん…ずいぶん前からこういう事があって、ずっと無視してきたんでしょ? なんで今更そんなことが気になるの? そんなの、今まで通り無視すれば済むことじゃない?」
凪子先輩は、どこか意地悪そうに微笑みながらオレの手に持っていたレモンの蜂蜜漬けのタッパーからスライスを一枚とってその桜色の口へ運ぶ…舌の動きがエロい。
じゃなくて!
「聞いていただいた通り、アイツはオレが生まれる前から家にいました…つまりオレよりも年上です。 最近じゃ足腰もずっかり弱くなって、目も白内障出てきちゃって、きっと長くない…出来る限り実家による様にはしてますけど…気になるんです。 今更かもしれないけど、アイツがなんでこんな事するのか…!」
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