出会い

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レンジから、温めた牛乳をだし、指で温度を計る。 「よし!これくらないなら、大丈夫。ほら、お飲み」と、子猫の前に出してみる。 飲むかな?なんて、思いながら、見守る私。 ミャー、ミャー、ミャー。 鳴きながら、ミルクが入った器に、近づく。 (後、少し!がんばれ!) ペロペロ、ごっくん。 「飲んだぁ!」 あまりの嬉しさに叫んでしまった、私。 ペロペロペロ・・・ (ミルクを飲んでる姿を見ながら名前をつけるかぁ)と思う慶子。 「クロ!!はありきたりだし、ちびも、いまいちだし、レオなんてどうかな?」 一人言を呟く私に、「ミャー」と返事が返ってきた。 「そうか。レオが気に入ったのか」 「ミャー」 「ミルク、おいしい?」 「ミャー」 「そうか、そうか。全部飲んで良いからね」 「ミャー」というとまた、ミルクをペロペロしだした。 可愛いな~。見てるとあっという間に、時間が過ぎていく。 明日は、丁度、休みだったので、ネコ用品を買いに行く事を決め、レオと一緒に寝る事にした。
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