第1章
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「人が空から湧いて出るか?……また何かまずいものでなければいいが」 呟いたのは、春花のことを思い出して。 「大体何をやっていたんだ?」 晴明の腕から身を離して、博雅が問う。 「春花を戻せないかと思って、天竺渡りの秘法を試していた。春花の出自は向こうの方のようだし」 「秘法?」 「黒い魔術とやらだ。人には言うなよ」 まだまだ研究の余地があるなと真面目な顔で呟く晴明を、不信そうに博雅が見やった。
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