第1章

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いつものように朝の読書タイムに本を読んでいた そんな時に不意に起きたのは地震 地面が大きく揺れ始めた 机の下に隠れると、眼前に広がるのは今にも泣き出しそうなクラスメイトの顔 特に怖いとも思わない わたしたちが生きている間に起こるであろうと予測されていた地震が起きただけ しばらくすると揺れも収まり出した 避難するために廊下に出て並び、階段を降りていた そんな時に、先ほどよりも大きな揺れが起こった それからの記憶は、わたしには残されていなかった
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