第1章

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閉じていたらしい目を開けると、そこは見知らぬ部屋だった フローリングの床と白い壁 白と黒が基調の家具たちにたまにある赤やピンク色 わたしの部屋のようで全くと言っていいほど違う光景が広がっていた。 どこだここは、テンプレならば真っ白い部屋のはずだ ならば、ここは他人の家ということになる 地震が発生した地域でわざわざ人を家に連れていくわけもない ベッドに座り、思案していると不意に部屋のドアが開いた。
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