大切な友達…

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真夜には白い子犬が苺をパクりとくわえているような大福が可愛くみえるのだという。 それらをおちょぼ口で美味しそうに頬張る真夜の膝の上で、くるんと丸くなって甘えたようにミィミィと鳴くクロの背中を優しくさすってやると、いつしか寝息をすうすうとたててクロは気持ちよさそうに眠るのだった。
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