第1章

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「糖尿病合併症」 今までは 私に起こった合併症について記してきましたが 今回からは。 合併症について。改めてまとめようと思います。 合併症には。主に3つありまして 1、神経障害 これは、高血糖によって。手足の先。裏。などの末梢神経に異常が起きて 痺れや痛みが現れて。放置した場合。壊死など起きてしまいます (私の場合そうでしたね) また。自律神経系にも起きる可能性が在ります。(現に私も起きました) さらに進んでくると。感覚がにぶり麻痺してしまい 自覚症状が現れにくくなります。 2、網膜症 合併症二番目は。目の網膜に現れる網膜症です。 これも高血糖により。目の網膜にあるとても細かい血管に異常をきたして起きます (こちらも私に起きました。) 進行すると、小さな出血点が現れて、斑点が出てくる場合もあります。 これも放置すれば。失明という危険性があります。 失明した患者さんの多くが糖尿病からとの検査結果も出ています。 3、腎症 さて現在 日本にて、人工透析を行っている患者さんは約八万人いると言われています。 そのうち糖尿病患者さんは2割だそうです。 また糖尿病での人工透析患者さんは。腎症以外の他の合併症を併発している場合が多く。 生存率が低くなってしまう場合が多々あります。 そして。腎症の場合。糖尿病発症から十年から十五年を経過してから が多いようですが、尿検査などに蛋白がでる状況が一定的でないため みのがされてしまうケースが多いそうです。 しかし最近では、従来の試験紙方でも尿中に微量のアルブミンを検知することが可能にな ったそうですので。検査結果をうけとめて 腎症への進展を阻止することに有効のため大変重要です。 とりあえず この三点が。合併症で。気を付けたい点ですね。
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