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「ああ、内容は『このメールを見ているという事はこのメールを受信したという事ですね』だぜ」
茂信は背筋が凍った。なぜなら茂信の携帯にも同じ内容のメールが入っていたからだ。
「しかもアドレスが4続きだぜ」
優太は続けた。
「しかもチェンメの条件は一週間以内に誰か一人に同じ内容を送る簡単な内容だぜ」
「チェンメは誰かの悪戯だって言ってるだろ…」
茂信は冷静に言ったが心が動揺していた。
「まあ、お前は親父の事もあるし科学で証明出来ない事はないって言うお前だからな」
ピク
「親父の事は言わないでくれ…」
少しの間、茂信と優太の間に沈黙が流れた。すると授業を終えるチャイムが鳴った。
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