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あ、でも。
司専用車ってことは、密室痴漢車じゃん!
最悪ー!
でもこの期に及んで乗車拒否とかしてらんないし。
モヤモヤ考えていると、運転席からスーツ姿の青年が降りてきた。
「お待たせいたしました、司さま」
ニッコリと微笑んだ彼の口からは、白い歯がこぼれてキラリンと光ったように見えた。
なっ!
なんつー爽やかな奴!!
まるでアイドルのような爽やかさ。
しかもアタシたちとそう変わらない年齢っぽい気がするんだけど!
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