―Ⅰ― /爽やかイケメンボーイ執事

5/9
171人が本棚に入れています
本棚に追加
/444ページ
あ、でも。 司専用車ってことは、密室痴漢車じゃん! 最悪ー! でもこの期に及んで乗車拒否とかしてらんないし。 モヤモヤ考えていると、運転席からスーツ姿の青年が降りてきた。 「お待たせいたしました、司さま」 ニッコリと微笑んだ彼の口からは、白い歯がこぼれてキラリンと光ったように見えた。 なっ! なんつー爽やかな奴!! まるでアイドルのような爽やかさ。 しかもアタシたちとそう変わらない年齢っぽい気がするんだけど!
/444ページ

最初のコメントを投稿しよう!