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『地震、治ったかな?』
りんは、デスクの下から埃の舞ってる外に顔を出した。
『縦揺れからの横揺れ…怖かったな…竹井君、大丈夫?』
りんは、体を起こし周りを見回す。
『竹井君?場所を移動しましょう!次の揺れも近い様な気がするの!』
りんは、元を探したが見当たらない。
『竹井君…』
りんは、ドアが開いている事に気付いた。
『まぁ、避難してくれてたら幸いだけど…ちょっと、冷たくない?』
苦笑しながら呟いた。
『私も早く場所を変えないと…』
りんは、大きめなトートバッグに研究資料とレポートを入れてドアの外に出た。
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